沖縄のボジョレー・ヌーヴォー 泡盛「香仙(こうせん)」を知ってる?!
ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランスのボジョレー地区で、その年に採れたブドウだけを使って造られる新酒ワインのことで、毎年11月の第3木曜日に解禁(発売)される。毎年楽しみにしている人も多いだろう。
沖縄にも、ワインではないが、毎年11月に限定販売されるお酒がある。
国立 沖縄工業高等専門学校の学生が醸造する、高専ブランド泡盛「香仙(こうせん)」だ。
2011年から、津嘉山酒造所の泡盛醸造施設を使用して、沖縄高専生物資源工学科の学生が中心となって、泡盛醸造工程の全てから瓶詰め、ラベル貼りまで沖縄高専の学生が行っている。
沖縄高専のHPには、『「香仙」の特徴は、通常の泡盛醸造で使用される黒麴菌はアスペルギルス アワモリ(芳醇な香りの泡盛)とアスペルギルス サイトイ(菌の成長が速い)の2種類が混合されている黒麴菌ではなく、芳醇な香りの泡盛が期待できるアスペルギルス アワモリのみを使用している。しかし、このタイプの黒麴菌は成長が遅いため雑菌繁殖のリスクがあり頻繁な手入れ作業など手間がかかる。』とある。
毎年11月の販売の時期になると、高専の教職員や学生だけでなく、県外からも問い合わせが来て、毎年1回の限定醸造なので年度内に売り切れているとのことだ。
ネーミングも「高専」と「芳醇な香り」をかけて「香仙」。いい名前だ。
私自身、一度も飲んだことがないので、今年の11月には必ず手に入れるつもりだ。
出典:
国立沖縄高専: https://www.okinawa-ct.ac.jp/detail.jsp?id=75370&type=TopicsTopPage&select=&funcid=2&editMode=