沖縄発!あれこれ地域情報ブログ

こんにちは。うちなんちゅの心 です。私たちは、日々たくさんの情報を新聞、ラジオ、インターネットなどで接していますが、表向きのニュースの真相や公表されていない情報などを私なりの切り口で分析していきたいと思います。  また、沖縄の若者向けに仕事のキッカケとなるような情報も発信して行きたいと思います。皆さんからも、気になる情報の提供をお待ちしております。狭い沖縄、身バレ防止のため、匿名ブログとさせて頂きます。

流行のパーソナルトレーニングジム けがに注意しよう!

 新型コロナウイルス感染症の発生以降、いわゆる三密(密閉・密集・密接)を避けるため、外出自粛やテレワークといった生活スタイルに変化しているが、その影響で、運動をする機会が減り、身体活動量の低下のほか、生活習慣病等の発症や体力・生活機能の低下をきたすリスクが高まっている。

 運動不足を解消するためにトレーニングジムに通う人が増えている。ジムで体を動かすことは健康の保持・増進、ストレス解消、自己免疫力を高めることに繋がり、ウイルス性感染症を予防することにも役立つ。

 こうしたトレーニングジム人気の高まりを受けて、ジムの新期開業も増えている。沖縄県では、2021年、ジムの新規設立が前年比1.6倍の24社が新規に設立されている。

 しかし他方では、パーソナルトレーナーから1対1で指導を受けるトレーニングでのけがが多発している実態もある。

 2022年4月21日、独立行政法人国民生活センターは、『「パーソナル筋力トレーニング」でのけがや体調不良に注意!』サブタイトル『コロナ禍でより高まる健康志向や運動不足解消の意外な落とし穴!?』と題した注意喚起を発出している。

 パーソナルトレーナーの指導のもと行ったトレーニングで、けがをしたといった危害に関する相談(危害情報)が、2017年度9件、2018年度20件、2019年度25件、2020年度18件、2021年度(2022年2月末時点)33件、合計105件もの相談が寄せられており、2021年は過去最高となる見込みだ。

 危害の内容としては、神経・脊髄の損傷(21件)、筋・腱の損傷(21件)、骨折(7件)も含まれており重大事故も少なくない。

 パーソナルトレーナーには公的な資格は不要で誰でもなれる。トレーニング指導を受ける際には、自分自身の体調についてトレーナーと意思疎通を図り、けがをしないように注意しよう。

 

出典:

国民生活センター:

https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20220421_1.pdf