アメリカe-bayの沖縄バージョンを知っている？
自宅にある不用品を出品するサイトのヤフオク、メリカリ、ジモティは誰もが知っているだろう。不用品を気軽に販売が出来て、お金に換えられるのはうれしい限りだ。コロナ感染症の影響で、いわゆる巣籠り需要が増え、取引が活発しているとのことだ。
もちろん、このようなサイトは日本だけでなく世界各国にある。その代表的なものが、アメリカに本社のあるe-bay(イーベイ)というサイトであろう。世界中のあらゆる商品が出品されており、日本人バイヤー、セーラーも数多くいる。日本非売品の商品を購入して、その商品をヤフオクやメリカリで販売している強者も存在している。
その中において、e-bayサイトの沖縄版があるのをご存じだろうか。正確には、e-bayとは違うサイトなので、e-bay風と表現した方が正しい。そのサイト名は”bookoo”。本社はアメリカにあり、ガレージセールをより身近に、地域(ローカル)のメンバー同士が無償譲受や売買することが出来る趣旨で設立されている。そのサイトは日本国内では、岩国、三沢、横田、沖縄にある。この地名を聞けばすぐに分かるだろう。そう、在日米軍基地がある地域だ。岩国、三沢、横田地区は出品数が少なく、ほとんど活用されていないが、沖縄だけは驚くほど活発に取引されている。
そして、このサイトの最大のメリットは、ヤフオクやメリカリのようなサイト料10%ではなく、月数百円(1カ月は無料)であることだ。取引はジモティのように指定する場所で待ち合わせ、商品と引き換えにPaypal入金またはドル・日本円の現金で受け取れる。
一般的に、沖縄は商品の輸送にコストがかかり、物品販売には不利な環境にあるが、”Okinawa Bookoo”は真逆で、沖縄に駐留する5万7千人余と基地で働く従業員を対象とした沖縄の独占サイトだ。また、アフリエイトや求人募集なども掲載可能なので、例えば、英語を学びたい日本と日本語を学びたい米国人を繋ぐツールにもなり得る。日本人も規約さえ遵守すれば入会可能だ。このサイトを使わない手はない。
