沖縄県シングルファーザー・シングルマザー世帯 5年間の動向は?!
2021年11月30日、総務省は5年毎に行っている、令和2年に実施した国勢調査の結果を公表した。
日本の人口、世帯、住居に関する結果及び外国人、高齢者世帯、母子・父子世帯、親子の同居等に関する調査だ。
その中から、沖縄県内に住む母子・父子世帯のデータを抜き出して、5年前のデータと比較してみた。男または女の親と子供だけで住み、他の同居人はいない世帯の統計だ。本土から沖縄に移り住んだ世帯も含んでいる。
10~20代では、父子世帯は19世帯、母子世帯は113世帯とともに増加し、合計では132世帯の増加した。
30代では、父子世帯は▲23世帯、母子世帯は▲94世帯とともに減少し、合計では▲117世帯の減少した。
40代では、父子世帯は94世帯、母子世帯は949世帯とともに増加し、合計では1,043世帯の増加した。
10代から40代までの合計では、父子世帯は90世帯、母子世帯は968世帯、合計では1,058世帯の増加となっている。5年間で、これだけのシングルファーザー・シングルマザーが増加しているのだ。
特に、母子世帯の増加が著しい。シングルマザー強しである。
シングルになった事情は色々あり、一概には幸か不幸かは決められないが、経済的に自立し、生活苦に陥らないことを願うばかりだ。
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