那覇市のAirbnb コロナ禍による不況は深刻だ!
沖縄県経済は、新型コロナ禍という長いトンネルの暗闇にいる。特に、観光業界および宿泊業界は大変な不況に陥っている。 例年3月、4月は、卒業式、入学時、転勤等のイベントにより人の移動が活発になり、宿泊が盛況となる時期だ。
Airbnbのサイトで、那覇市在のスーパーホストに認定されている物件20件(降昇順)について、3月10日午前時点で、3月11日以降4月末までの予約状況を調べて見た。
3月は予約率42.4%(20部屋中8.4部屋)、4月は12.0%(20部屋中2.4部屋)に留まっている。もちろん、Airbnbは直前になっても空いていれば、直ぐにかりることが出来るので、これから予約が埋まっていくものと思われるが、このままの状況が続くと事業としては成り立たない。マンションや戸建てを借りて事業を行っているオーナーは大変な想いをしていることだろう。
ウィズコロナ後は、民泊ビジネスのあり方も変わってくる。
なお、余談ではあるが、ロシア軍による侵攻で被害を受けているウクライナでは、Airbnbで実際には行かないのに、ウクライナの宿を予約することによって支援を行う輪が広がっていると言う。
CNET JAPANの記事に、「Airbnbサイトには、ウクライナ全域にホスト物件は300件以上ある。その大多数は首都キエフにあり、西部のリヴィウや南部のオデッサにもある。物件のほぼすべてが1泊50ドル(約5800円)以下で貸し出されている。Airbnbによると、3月2日から3日にかけて6万1000泊以上の宿泊が予約され190万ドル(約2億2000万円)の寄付がなされたことになる」とのニュースが掲載されている。
出典: