沖縄発!あれこれ地域情報ブログ

こんにちは。うちなんちゅの心 です。私たちは、日々たくさんの情報を新聞、ラジオ、インターネットなどで接していますが、表向きのニュースの真相や公表されていない情報などを私なりの切り口で分析していきたいと思います。  また、沖縄の若者向けに仕事のキッカケとなるような情報も発信して行きたいと思います。皆さんからも、気になる情報の提供をお待ちしております。狭い沖縄、身バレ防止のため、匿名ブログとさせて頂きます。

中国マネーによる日本の不動産買い漁りの実態は!?

 2021年11月11日、朝日新聞デジタル版に、『中国から270億円流入 暗号資産で監視逃れ 国税が調査』の見出し記事が載った。中国人が日本在住の中国人にBitcoin等の暗号資産を使って送金し、2019年3月までの3年間に総額約270億円もの資金で日本の不動産の購入に充てていたとのことである。

 現在、中国では個人が年間で5万米ドル(約560万円)超の国外送金は制限があるため、抜け道としては容易に想像がつくものの、私が気になるのは、新聞に取り上げられたのは、国税調査が入って判明した一業者に限っての話しであると言うことだ。同様なやり方で不動産を購入している中国人は一体どのくらいいて、どのくらいの金額が動いたかだ。まったく想像もつかない。

 物件を求めている中国人(裕福層)数は、コロナ禍においても、ここ半年間で毎月5万人ずつ純増しているらしい。日本の不動産が好まれている理由としては、近年、中国と米国の関係悪化に伴い、中国人投資家の35%が米国の不動産を買い控え、円安も追い風となって日本の不動産投資に向かっていること、日本の不動産は北京や上海、香港、台湾、シンガポールなどと比べても30%程度割安感があること、中国の不動産は基本的に土地は政府のもので所有権は持つことは出来ないが、日本は永久的に所有出来るからだとしている。

 中国人投資家向けの日本の不動産売買ポータルサイト「神居秒算」がある。このサイトに、日本国内で5981件の売り、賃貸、民泊物件(サイトは動いているので変動あり)、沖縄県でも31件の物件が掲載されている。これは現時点の物件数であって、過去の成約件数は分からない。中国マネーは恐ろしい。

出典:

神居秒算: https://www.shenjumiaosuan.com/ 

朝日新聞デジタル: https://www.asahi.com/articles/ASPCB4S2QPBWUTIL032.html

Funai Soken:  https://fhrc.funaisoken.co.jp/chintai/column/19986.html