2021年 沖縄県のサイバー犯罪検挙および相談件数は過去最多を記録した!!
2022年2月17日、沖縄タイムスに『紛争地から「助けて」“外国人軍医”にだまされた女性 被害は1900万円、娘が不審に思い発覚』との記事が掲載された。いわゆる「国際ロマンス詐欺」と呼ばれるものであろうが、お金の振込み先は国内の複数の金融機関となれば、国内に住む犯罪者が疑われる。それにしても、会ったこともない相手とスマホだけのやり取りで、いとも簡単に騙されるのか、”なんで?”と思う反面、人間の弱さを思わずにはいられない。
去年2021年の沖縄県のサイバー犯罪の摘発件数は、沖縄県警サイバー犯罪対策課の発表では、2163件で2001年に統計を取り始めて以降、過去最多となった。
また、サイバー犯罪等に関する相談受理件数は2163件と、前年から522件増え、初めて2千件を超えた。その中でも、インターネットでの詐欺や悪質商法についての相談が826件と最も多い。相談受理件数がすべて犯罪摘発に至るとは言えないが、サイバー犯罪が増加傾向にあるには間違いないだろう。
今年の5月1日から18歳になれば、スマホもクレジットカードも本人の判断で契約が行えるようになった。今年はさらに被害件数が増えるのではないかと危惧している。正しい知識を習得することが肝要だ。
出典:
沖縄タイムス記事:
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/912330
沖縄県警サイバー犯罪対策課: https://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2018011900026/files/R03toukei.pdf